麻倉瑞季が2月25日にデジタル写真集『肌水』をリリースした。
突然の話だった。2月22日、ねこの日に公開したねこコス姿でファンが沸き立っていたのも記憶に新しいというのに、そこからわずか3日後にデジタル写真集のリリースである。青少年も元青少年も大歓喜というのは大げさではなく、ねこコスの余韻をあっさり塗り替えるほどの衝撃があった。

タイトルは『肌水』。読み方からして謎だ。「はだみず」か「はだすい」か。どちらが正しいのかは今もわからないが、作品紹介文にある「みずみずしい素肌が花咲く120ページ超の光合成グラビア」という一文を読んだとき、読み方よりも中身が気になってしかたなくなった。
本人は「過去一盛れています!」と語っている。ちなみにこれを読んだとき、胸の話だと思い込んでいた。実際にはビジュアル全体の話だったのだが、それに気づいたのは読み終えてからだ。まあどちらの意味で受け取っても、この言葉が伊達でないことは確かだった。
表紙で、すでに負けている
肩紐を外してこちらを見つめる麻倉瑞季——それが表紙だ。
少し日焼けした肌と、ビキニに隠れていた乳房の白い肌のコントラスト。この境界線が、柔肌というものを視覚より先に感覚に届けてくる。ヒートテック着用時より盛れているという、この骨格ストレート系グラビアアイドルの最新作とあって、りくりゅうペアがミラノで魅せたフリーの演技にも肩を並べるくらいに胸が高鳴るというものだ。
次のページで何が待っているか知らずにこれを見ると、ページをめくる手が自然と速くなる。
ところが2ページ目、作家が降臨する
ドテラを羽織ったスポーツブラ姿で、400字詰め原稿用紙に向かっている麻倉瑞季がいた。
作家・麻倉瑞季、である。
自己の内面を綴っているらしき文章と、その書き手が下着姿であるというギャップ。しかしこれが芝居がかっていない。こういう格好で文章を書く子が実在するとしたら、それはそれで世で言う普通の幸せ以上の何かだろうという気持ちになってくる。
ただ、この先生は原稿にまったく集中しない。
丸メガネをかけ、みかんを頭に乗せ、おっぱいで挟み、あろうことかみかんの皮をむき始める。仮に担当編集が横にいたとすれば「先生、いいから書いてくださいよ」と頭を抱えるしかない現場だ。それでもページをめくる手が止まらないのは、このパートの麻倉瑞季がひとつのキャラクターとして妙に立っているからで、グラビアを見ているというより、ひとりの人間を観察している感覚になってくる。
ゴミ出しと暗闇と、根拠のない心配
作家ターンが落ち着いたと思ったら、今度はゴミ出しをする麻倉瑞季だ。袋を持ち、階段を上へ運んでいる。地下階に住んでいるらしい。陽光も入らず湿気も多いと聞くあの環境で、この子は大丈夫だろうかと余計な心配をしながら次のページへ進むと、暗闇の中で何も映っていないテレビに手を伸ばしている。
ああ、病んでしまった——という誤解のままページをめくり続けることになる。
ただこのパート、ボディースーツ一枚の麻倉瑞季の肉感と艶っぽさが存外に出ていて悪くない。影を意識したアンダーな撮影では肌の質感が一気に自然になり、柔肌の説得力が増す。明るいカットでは色相だか彩度だかをいじりすぎて「肌水」というより「肌絵の具」と言いたくなるほど色がのっぺりしてしまうものも一部あるのだが、光と影を意識した撮影に切り替わった瞬間、麻倉瑞季の肌が急に息をし始める。そのコントラストが、読み進めるうちに効いてくる。
71ページで、瞳が変わる


前半の麻倉瑞季は柔らかい。サブカル女子的な空気感があって、かわいらしさの中に日常の断片がある。それはそれで十分に魅力的なのだが、ページが進むにつれてその空気がじわじわと変化していく。
71ページあたりで、瞳に鋭さが宿る。
それまでのふわっとした表情が消えて、明確に「女」の顔になる瞬間だ。定期的に舞台へ立ち、演じることを生業のひとつにしている麻倉瑞季が、写真集という制約の中でストーリーを構築している——そう感じさせるページの変化だった。白ホリのスタジオで光がよく回る技術的な条件だけでは説明のつかない何かが後半には確かにあって、「過去一盛れています!」という本人の言葉の意味が、ここにきてようやく腑に落ちる。
これが麻倉瑞季の幅だ。グラビア界の最高峰ボディと称されながら、演者としての顔もあわせ持つ彼女にしか作れない写真集になっている。
芯の折れた鉛筆と、膝の裏

ひとつだけ、この写真集の「異物」についても書いておきたい。
折れた芯のままの鉛筆。カッターで鉛筆を削る手元。麻倉瑞季の膝の裏。袖口のアップ。こうしたグラビアとしては文脈のよくわからないカットが、ところどころに差し込まれる。120ページのうち100ページがこういうカットだったらどうしようという不安を覚えながらページをめくる体験は、他のグラビア写真集ではまず味わえない。もちろんそうはならないのだが、その不安を一瞬でも覚えさせるところに、この写真集の個性がある。
あと最終パートの下着のカットは全部いいです。お尻もパーツとしてすごくいいです。
買うなら今すぐDMMブックスで

本作はDMMブックスでは日間ランキング3位を獲得した。グラビア写真集がひしめくランキングの中でこの順位は、内容の確かさを裏付けている。
「デジタル写真集はKindleじゃないと!」という人は別として、特にAmazon Kindleにこだわりがないなら、DMMブックスでの購入を強くすすめる。初めて購入する人には初回購入者限定70%OFFクーポンが使えるからだ。麻倉瑞季の「過去一」を、この値段で手に入れられる機会はそう多くない(あとポイント還元の動画を購入していた場合は、そのポイントも使えるはず。いや、私はポイント還元の動画が何の動画なのかとか詳しいことは何も存じあげませんが……)。
120ページ、自分の目で確かめてほしい。
DMMブックスで『肌水』を見る(初回70%OFFクーポンあり)
麻倉瑞季の記事まとめページ(気づいたら結構アーカイブ増えてきてた)
【麻倉瑞季生誕祭2026衣装公開‼️】
— 麻倉瑞季 (@mizuki_asakura_) March 9, 2026
今回の衣装も成田あやのさんにお仕立てして頂きました⸜❤️⸝
可愛くポップにレンジャーっぽく!
4/11(土) 池袋monoにみんな集合!
🎫: https://t.co/kW1my2soEK pic.twitter.com/huEcevcU68



